コンパクトながら、旅館のような優雅な佇まい
怒和島を望む海岸通りから一本入ったかつてのメインストリートに面した一軒家。門はさらに脇道を入って山手に向かう途中にあり、そこから中庭に入ると、奥に昭和中期の雰囲気をそのまま残した母屋がある。中庭の通り側に位置する離れは清潔感のあるワンルームで、コンクリ造りで築年数も経っていないため非常に綺麗。この離れが海からの風を防ぐ機能も担っています。母屋と離れで、コンパクトに今昔を感じられる物件です。また母屋の屋根は十数年前に日本瓦で葺き替えられており安心感があります。
生活の中心となる母屋は二階建てで、二階部分は装飾にこだわった旅館の一室といった雰囲気。二階に上がる階段が2箇所ある変わった造りとなっています。文章では説明しづらいので、詳しくは動画で確認して下さい。
倉庫や農地も完備。自給自足的な生活に最適
元の家主さんは柑橘栽培をされていたそうで、現在は荒れ地になっていますが農地はあり、農業用の倉庫(貯蔵庫)もあり、農具などを収納するスペースも十分。また、家の前には家庭菜園に十分な広さの畑があり、海はすぐそこ。釣りをしたり、野菜作りをしつつ、山の農地を再開拓して換金作物を作ったり・・・と自給自足生活を求める方にオススメと言えそうです。
丁寧に使われており全体的に良い状態の物件ですが、ところどころに築年数相応の劣化は見られますので、大工作業の心得がある方ならさらに安心です。
周辺の環境は…
愛媛県松山市でありながら広島県・山口県の県境に位置する津和地島。主な産業はタマネギ栽培、もちろん漁業や柑橘もあります。
松山側の港から、フェリーで2時間(高速船で1時間)掛かります。アクセスの面で言えば、おそらく松山の中心地から最も遠い地ということになります。逆に言えば、本物の田舎感(離島感)がある場所であり、非常に静かで社会の喧噪から離れて暮らすには最高。海が好きな方なら、別荘として購入するのも良いかも知れません。
島内に商店がいくつかありますが、大きな買い物やトラブルの際には地理的条件ゆえの不便さは避けられません。津和地島には旅館がありますので、移住を検討される方には先に何度か島に滞在してみることを強くオススメします。
小学校は平成29年に休校となってしまいましたので、お子様連れで移住を考える場合は、市の担当課と相談することになります。
動画で紹介
※延べ床、築年数などは正確な情報がつかめないため、目安の数字を記載しています。
*市街化調整区域、その他の要件により、賃借、購入は可能でも、建替が困難な場合があります。ご注意ください。詳しくは離島の空き家 ご利用にあたっての注意をご確認下さい。
2020.2.19 売価を¥2,000,000 → ¥1,500,000 に変更しました。