半地下倉庫の上に家屋という奇抜な造り
母屋と離れの2棟からなる古い物件。母屋の1階部分は半地下のような高さになっており、全面が柑橘貯蔵用の倉庫になっています。母屋と離れの間は屋根で繋がれており、その空間が物置のような機能を果たしています。建物自体はかなり古く、大きなリフォームもされていないので、全体的に昭和中期から後期にかけての雰囲気をそのまま残しています。台所や風呂は母屋のみで、離れだけでの生活は難しいので、あくまで別室という位置付け。水回りは古いままになっているので、快適に暮らすにはそれなりのリフォーム予算が必要になりそうです。
敷地内に踏み入ると、そこはかとなく漂う昭和感
道路に面しているものの幹線道路ではないので交通量は少なく、周辺はいたって静か。海からは少し離れていて、だいたい徒歩10分程度。そのため、家に島らしさはありませんが、代わりに昔ながらの農村の雰囲気は存分に味わえます。山に向かう傾斜の途中にあり海抜があるので、津波や高潮の心配はありません。また、家のすぐ隣には小川が流れており、生活のなかに天然のせせらぎ音が聞こえるのが魅力的です。
周辺の状況は・・・
スーパーや図書館、郵便局、病院といった主要施設が徒歩圏内という好立地。また大浦港も近いので松山までのアクセスも良し。