母屋+離れ+広い庭
正確な年数は分からないものの、100年以上前に建てられたという古民家です。三角の形をした敷地には母屋と離れの二棟があり、庭には中島らしい柑橘の木と野菜畑もあります。敷地の広さ、柱や梁の太さからかつては豪邸だったことが覗われますが老朽化はかなり進んでいます。
母屋について:リフォーム次第で可能性は広がる
母屋の間取りは少し変則的な田の字造りで、広々とした5DK。仕切りを外せば大きな一間にもできます。空き家になってからの期間が長く、各所に要修繕箇所があります。そのままでは生活できる状況ではないため、最低でも屋根と水回り、予算に余裕がある方には全面的なリフォームをオススメします。
離れについて:屋根の傷みが激しいため取り壊しが前提か?
かつては1階で牛を飼っていたという2階建ての離れ。現在、一部屋を除いた1階部分は柑橘の貯蔵庫に改造されています。1階と2階の各一部屋の造りは居住可能になっていますが、屋外にあったであろう風呂やトイレは朽ち果ててしまっているので家屋としての利用は難しそうです。また、屋根は変形して波打っており、改修するなら棟木や垂木からやり替える必要がありそうです。
周辺の状況は・・・
中島の中心集落・大浦地区の中道を入ったところにあります。敷地や駐車スペースは十分ですが、家までの道は軽トラックがようやく通れる程度の幅です。港やスーパーからは徒歩10分程度の距離ですので、車がなくても十分に生活は可能です。
※築年数は正確な情報がつかめないため、目安の数字を記載しています。