コンパクトなのに8DK? その秘密は…
外観からは想像にしくい8DKの一軒家です。築年数は不明ですが、各所の特徴から40~50年ほどと推測されます。この物件の最大の特徴は部屋数の多さ。決して大きくはない家なのに、部屋数は8! 4畳半が多く、最も小さい部屋は2畳です。現家主さんによると、子だくさんのご家族のために建てられた家なんだそうです。
価格が0円ということもあり、玄関や1階のフローリング、キッチンは修繕が必要です。逆にそれ以外はそのままでも使える状態ではあり、雨漏りも修繕済みの様子なので、最低限の生活環境を整えるだけなら、あまりお金をかけずにできそうです。
使い道の想定
建物自体は昭和中期の木造モルタル壁の量産型家屋で、お金をかけてしっかりリフォームするような感じではありません。逆にいうと、0円で入手でき、かつ少投資で復旧できそうであるため、簡易宿所などの利用は考えられます。躯体はまだ健在ですので、内装を変えるだけでかなり蘇るはず。また、島で暮らしたいが家にはあまりこだわらないという方にもオススメかも。いずれにせよ、コストが抑えられることを生かした、安価な使い道ということになるでしょう。こういう物件はアイデア次第で思いのほか有用になる可能性を秘めています。
周辺の状況は・・・
大浦地区の住宅密集地の端にあり、港までは徒歩10~11分という立地。港周辺には島の主要施設が集中しているので、郵便局やスーパー、病院なども10~15分で行けます。生活するだけなら、車なしでもOKですが、この物件は駐車場も1台分あるので軽自動車があるとさらに便利。