宿のイメージが自ずと湧くほど上品な家屋
睦月島の港から徒歩2分のところにある倉庫付き古民家です。古民家といっても、昭和30年代に建てられているため、明治や大正の古民家と比べるとちょっとモダンな雰囲気の、いわゆる昭和レトロ。庭の敷石を通って入る玄関には、壺や掛け軸など和のディスプレイが置かれ、落ち着いた宿のような趣があります。
母屋は和室が3つと洋室が1つで、間取りはコンパクトながら、玄関・廊下・キッチンが広く取られており圧迫感のない雰囲気になっています。
すぐに住める&用途の幅も広そう!
築年数は70年弱とのことですが、15年ほど前に屋根や壁など部分的にリフォーム済みで、家財もかなり片付いているので、掃除さえすればとりあえずはすぐに住み始められる状態です。(生活に支障がない程度の要修繕箇所はいくつかあります。)トイレが水洗になっている点も◎。
敷地内には離れのような形で車庫としても使えるコンクリ造りの倉庫があり、螺旋階段で2階に上がると開放感のある洋室が一間。趣味部屋や子ども部屋、来客の宿泊などいろいろな使い方が考えられます。
家主さんによると、「老夫婦が移住して、カフェをやってくれると嬉しい」とのことですが、購入希望に関しての制限はないので、どんな用途の方にもチャンスがあります。倉庫スペースがふんだんにあり、庭も家庭菜園に十分な広さなので、自給自足を目指す漁業や農業志望者にもオススメです。
基本的には売買希望だが、賃貸利用も可
今回の物件は売買物件としての取り扱いとなっていますが、家主さんによると賃貸契約でも可ということでした。売買の場合は、建物と宅地だけでなく農地や山林などセットで売買したいそうですが、農業者以外の方が農地を買い取るとなると、かなり難しいことになるので、家主さんや農業委員さんと相談しながら話を進めることになります。
賃貸利用の場合は、賃料の目安は月に15,000円とのことで、土地をどうするかなども含め、同じく家主さんと相談しながらになります。