興居島のシンボル小富士山登山口入り口が目印
泊港を降りて、島をぐるりと回る広い道路をまたいだ先。家と家に挟まれた小道をすすむと現れるのが対象物件です。築64年の建物は一見昭和の実家・・・という感じ。手頃な庭はありますが残念ながら手入れがされておらず現在ジャングル状態なので、見学の時にはびっくりするかもしれません…。
室内には、なかなかの量の残置物あり。自力での片付けはちょっと心が折れそうなので、迷わず専門業者さんにお願いするほうがいいかも。手頃な広さではあるので、住むにも別荘にもちょうどいい大きさです。日当たりはそこそこといった感じですが、おそらく庭の木々を整備すればキッチンや居間部分の採光は確保できそう。なんといっても泊港近くのこの立地はあまり出ないので、レア物件といえそうです。
手頃な5Kで、間仕切り次第では広く使えそうな二階建て。
1階には広めのキッチンと居間が4部屋。真ん中の1部屋は窓が小さくかなり暗くなるので、物置として使うか、広縁側の和室とつなげて1部屋として使うとよさそう。収納はたくさんあるのはありがたいポイントです。
2階は洋室がひとつ。対の窓があり、風通しも彩光も申し分なし。窓からは海や桟橋も見えます。寝室や勉強部屋など、便利なスペースとして使えそうです。階段途中にはこの時代の家特有の物置スペースがあり、秘密コーナーのような雰囲気があって楽しい間取りになっています。
水回りはリフォーム要検討。特にトイレやお風呂はそのまま使うのは難しそう。床抜けや天井の雨漏りは各所見受けられるものの、修繕可能な範囲です。
残置物が多く、修繕箇所もそこそこあるので購入には覚悟がいりますが、なんにせよ売価が1万円!という破格の安さ。修繕をDIYで…と考える前に一度、不用品撤去や修繕の見積りを事前にとってみることをおすすめします。家までの道がとても狭いので、いざ作業するとなるとなかなか大変。プロに頼む方がよさそうです。
高浜港から船で10分。落ち着いた泊地区物件。
伊予鉄道高浜駅前、高浜港からフェリーで10分、さらに泊港から徒歩1分の好立地。松山市内へも楽々通勤可能です。徒歩圏内に小さなスーパー、郵便局あり。各種イベントなども開催される、旧泊小学校跡「しまのテーブルごごしま」も営業中(現在は土日営業)。最近ではキッチンカーが出店するなど、静かながらも楽しい泊地区です。興居島のシンボル「小富士山」登山道の入り口すぐそばなので、お散歩がてらに山登り…という趣味も楽しそうです。