※物件価格は0円ですが、相当な投資は必要
これまでほとんど扱ったことのない宮野地区の空き家物件です。空き家というよりむしろ廃屋といった雰囲気で、現状のままでの利用価値はほぼないと思われます。お隣さんの話によると、子どもの頃に建っていたということなので、おそらく築年数は80年程度。その割には、部分的にひどい傷みを除くと屋根や構造体はまだしっかりしているように見えるので、修繕すれば家として使えそうです。とはいえ、トイレは原型をとどめておらず、風呂もないに等しい状態。水回りは新設することになり、リフォームには最低でもざっと3~400万は掛かりそうです。特に気になるのは、台風で屋根瓦が飛んでしまった箇所と裏口付近のシロアリ形跡。まずはその二箇所の早急な修繕が必要です。そのあたりを考慮して、通常0円物件でも所有権移転の登記費用は必要ですが、今物件については売り主さん(現家主さん)が負担してくださる話になっています。
小型の平屋で、家の造りはシンプルそのもの
間取りは変則田の字づくりの4部屋。そこに玄関から台所までの土間部分がくっついたような造りになっています。台所にはかまどが比較的良い状態で残っており、手入れすればまだ使える可能性あり。畳や襖は劣化が進んでいるので、内装に関わる部分は一通り交換する必要があります。そのあたりを考えると、一旦すべて取り払って骨組みだけにしてから一気にリフォームすることになるでしょう。
【注意点】
この物件は内覧必須です。動画での紹介をよくご覧いただき、その上で譲渡を希望される場合はご連絡ください。また、状態を考慮すると、予算に余裕がある方にしかオススメはできません。掲載期間は1年としていますが、雨風で劣化が進めば予定を早めて掲載を終了する可能性もあります。
※延べ床、築年数などは正確な情報がつかめないため、目安の数字を記載しています。