とにかく大きい。合わせて間取り10DK+蔵2つ
門をくぐると、江戸時代に建てられたと言われる古めかしい母屋と、昭和後期に建てられたと思われる離れ。現在は荒れ果てているが、母屋と離れの間にはいかにも日本らしい中庭があり、蔵と門、壁でぐるりと囲われる形になっています。
蔵が2つあるが鍵の行方が分からないため、中がどうなっているかは謎。蔵の片方は屋根が壊れかけています。また、屋敷の裏手には、半壊した農業用倉庫もあり、ここはもう取り壊すしかなさそう。
敷地内で最も存在感のある母屋もすぐに住める状態ではないため、離れに住みながら少しずつ手を入れていくのが妥当と思われます。
要修繕箇所は多数。資金にゆとりのある人向け物件
母屋には数年前まで人が住んでいたが、今は床が一部抜け、立派な梁にもシロアリの形跡があります。屋根瓦は少し波打って、天井には雨漏りの形跡も少し。蔵の屋根や外壁にも崩れ始めている箇所があります。
母屋の広間には舞台のようなスペースがあったり、もともとの造りはいかにも風流なので地道に修繕していけばイベントスペースやゲストハウス、カフェなどの利用に最適ですが初期投資は未知数です。
周辺の状況は・・・
この物件がある中島粟井地区は島の北東部にあり、海を挟んだ対岸には松山市の北条地域が見えます。かつては人口の多い集落だった粟井ですが、現在は消防団の人員を確保するのが難しいほど人が減っており、逆にイノシシが非常に多くなっています。
空き家率が高く、島内でも辺境の地というイメージがありますが、車で7~8分で島の中心地まで行けるので、生活にさほど不便はありません。静かな田舎暮らしを求める方にはオススメです。
※延べ床、築年数などは正確な情報がつかめないため、目安の数字を記載しています。
*市街化調整区域、その他の要件により、賃借、購入は可能でも、建替が困難な場合があります。ご注意ください。詳しくは離島の空き家 ご利用にあたっての注意をご確認下さい。
*市街化調整区域、その他の要件により、賃借、購入は可能でも、建替が困難な場合があります。ご注意ください。詳しくは離島の空き家 ご利用にあたっての注意をご確認下さい。